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P2-185
閤節リウマチ・若年性特発性患者でのS100 タンバク質ファミリーの発現

○杉野英彦1, 美馬亨1,石川悟1,安達康雄1,今川智之3,横田俊平2, 西本憲弘l

1大阪大学大学院生命桟能研究利免疫制御学,
2横浜市立大学医学部小児科

【目的】関節リウマチ(RA)、仝身型若年、性特発性。関節炎(sJIA)、多関節型若年性特発性関節炎(polyJIA)、全身性エリテマト−デス(SLE)に特微的な遺伝子発現プロフィールを検
討し、それぞれの病態形成に関わる遺伝子を明らかにする。
【方法】RA患者5例、sJIA患者5例、polyJIA患者6例、SLE患者12人の末梢血中のmRNAの発現量を、DNAヂッブを用いて側定する。この結果を健常人と比較して発現か変勣している遺伝子を特定する。
【結諭】カルシウム紡合性タンパク質S100ファミリーに属する、S100A4、A6、A8、A9、A11、A12の6種類のタンパク質の発現が増加していた。これらの中でもA4は骨破壊を特徽とするpolyJIAとRAでは著増していたか、企身性の炎症症状が主体のsJIAとSLEでは発現増加は見られなかった。以上よりS100A4は関節破壊に関わる可能性が示唆された。

P2-184
リウマチ性疾患における抗菌ペプチドDefensin(DF)α1,3の発現

○安達康雄,美馬亨,石川悟,青木千恵子,杉野英彦,吉雄直子,西本憲弘
大阪大学大学院生命機能研究科免疫制御学

DNA microarray による網羅的解析法を用い、RA(5例)、SLE(12例)、若年性特発性関節炎(sJIA、polyJIA)(各々51例と6例)患者の白血球で発現異常がみられる遣伝子を検討したところ、抗菌ペプチドの一種であるDefensin(DF)α1(α3も含む)が見出された。これらの全ての疾患でDFα1発現の有意な上昇が見られ、発現上昇遺伝子群の中でも常に上位にランクされていた。RAとSLEの比較ではDFα1の発現には有意差はみられなかったが、sJIAとpolyJIAでは、sJIAに高発現の傾向かみられた。好中球から分泌されるDFα1は抗菌作用を示すだけでなく、IL-8、MCP-1の発現誘導朧能を有することから、これらの疾患の病態形成に関わる可能性がある。

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